群馬の火の見櫓 2
1351 吾妻郡嬬恋村今井半出来 半出来コミュニティーセンター 4脚48型 撮影日2022.07.07
■ 貫通やぐらを観た後、吾妻川沿いの国道144号(*1)を長野原町に向かって進む。途中でなんとなく脇道に入り、この火の見櫓と出合うことができた。櫓に対して屋根や見張り台が大きく感じる。頭でっかちな火の見という第一印象。
半出来コミュニティーセンターの敷地内から火の見櫓を見る。
三原の貫通やぐらと同じ4角形の屋根と8角形の見張り台という組み合わせ。手すり子に山形鋼を使っているためか、見張り台はごつい印象。錆が目立つ。屋根の下が暗くて分かりにくいが、サイレンの他に半鐘もある。
踊り場が設えてない。これは梯子間の移動がしにくいだろう。
櫓内に双体道祖神が祀られていた。裏面に「昭和五十九年十二月半出来有志建立」と刻字されていた。