透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

226 1本柱の火の見

226 写真提供 Tさん■ 立体的な構造でないと櫓とは言わない。従ってこのような1本柱の構造は櫓ではない、などというのは野暮というもの。これも立派な火の見「櫓」だ。千曲川のほとり、戸倉上山田温泉でこれを見かけたTさんが写真を撮ってきてくれた。鋼管柱…

神田駅

撮影111120先日東京した際、神田駅で撮った写真です。ボツにしてしまうのがもったいなので、載せておきます。梁の下弦材のカーブがいいですね。力学的に合理的な形なのではないかと思います。恣意的な形ではなくて、意味のある形に惹かれます。屋根面のブレ…

225 上越市板倉区の火の見櫓

225 写真提供 新潟のヤグラーcoltyさん■ 以前上越市の火の見櫓を紹介しました。同市板倉地区にある「ゑしんの里記念館」まで出かけた際に見つけたものです。今回取り上げる火の見櫓も板倉区にある火の見櫓です。3角櫓に6角形の屋根、円形の見張り台。これは…

「木をめぐる対話」を読む

■ 休日のひと時カフェ・シュトラッセで『木をめぐる対話』木材活用推進協議会(非売品)を読む。木材活用推進協議会が多くの人びとに木について理解を深めて欲しいとの願いから開催している「木のシンポジウム」、過去7回分をまとめた本。隈研吾、内籐廣、…

224 火の見櫓観察のポイント

224 火の見櫓のある風景 東筑摩郡麻績村にて 撮影111121■ 火の見櫓観察のポイント 改訂版 1 火の見櫓の立地、環境10 周辺の状況・環境、観察時の季節や天候、時間など 11 消防団詰所(屯所)、消防倉庫の有無12 観察者の主観的な印象 2 火の見櫓の全…

223 松本市平田東の火の見櫓

223 松本市平田、国道19号線の火の見櫓 撮影111125■ 国道19号線は松本市内の渋滞が常態化しています。で、車の窓から火の見櫓の写真を撮ることができました。残念ながら電線が邪魔をしていて(電柱や電線がしばしば火の見櫓観察の邪魔をします。)、見張り台…

寒い!こたつで本を読もう

『私が源氏物語を書いたわけ』山本淳子/角川学芸出版 源氏物語研究の第一人者が、資料を駆使して、その時代と人間関係を描き出す。『コンニャク屋漂流記』星野博美/文藝春秋先祖は江戸時代、紀州から房総半島へ渡った漁師、屋号はなぜか「コンニャク屋」…

火の見櫓と道祖神

塩尻市大門2丁目の火の見櫓と道祖神 ■ 火の見櫓の脇に道祖神が祀られている。鳥居付きの道祖神はあまり見かけない。桔梗ヶ原のワインで有名な塩尻、中心市街地の商店街からちょっと入ると、道路にまで日々の暮らしがこぼれ出ているような空間となる。火の見…

モダン ガウディ

■ 今年の7月にJR中央線の武蔵境駅前にオープンした「武蔵野プレイス」はユニークなデザインの外観だ(写真上)。近未来的なデザインを見ていて、これは「モダン ガウディ」だと思った。内部は、壁から天井に連続的につながる「かまくら」のような空間。風除…

222 週末東京 2

日野市西平山の火の見櫓 222■ 中央線の八王子駅と豊田駅のほぼ中間に火の見櫓が立っている。そう、都内にもまだ火の見櫓があるのだ。電車から見えるので以前から気がついていた。先週の土曜日(19日)にようやく訪ねることができた。豊田駅で途中下車して雨…

221 火の見ヤグラーな休日

塩尻市洗馬岩垂の火の見櫓 221■ 辰野町で火の見櫓を観察しての帰路、少し寄り道をしました。塩尻市洗馬岩垂。ここは長野県内有数のレタスの産地です。この集落を抜けるとレタス畑が広がっています。生活道路の辻に小さな火の見櫓が立っていました。後方に防…

220 塩尻市下西条の火の見櫓

220ちょっと細すぎる三角櫓レトロでオシャレな六角帽子と見張り台の繊細な手すりすっきり脚久しぶりの評価は少し甘め1 櫓のプロポーション ★★★★2 屋根・見張り台の美しさ ★★★★3 脚の美しさ ★★★★撮影 111112

219 朝

219 晩秋のフォトアルバム 塩尻市洗馬岩垂にて 撮影111113

― 彼誰時

晩秋のフォトアルバム 辰野町川島にて 火の見櫓4 撮影111113 朝6時前 (三脚使用) ■ 昔は三脚もレリーズも使っていた。そう、三脚を使えばいいんだよ。気がついて今朝ふたたび辰野へ。三脚を立ててカメラを設置して待つ。火の見櫓の近くの屯所に消防団員が…

― 撮ったど~!

■ 今月9日から15日まで、秋の全国火災予防運動の実施期間だ。 私の住む鄙里では数年前までこの期間中、消防団員が朝晩火の見櫓に上って半鐘をたたいていたが、今では防災無線のスピーカーから半鐘の音を流すようになってしまった。辰野町では今も消防団員が…

218 辰野町横川の火の見櫓 7

218辰野町横川 火の見櫓7 撮影111112中年グラフィックうデザイナーと若くてスタイルのいい奥さんのツーショット。 今年の8月に観察した火の見櫓も含めて、辰野町横川の火の見櫓 7基をまとめました(火の見櫓1~7)。

217 辰野町横川の火の見櫓 6

217 火の見櫓6 撮影111112■ 天竜川の支流の横川川の谷あいに沿って国道153号線から横川ダムに至るまで辰野町横川の集落が7キロくらいだろうか、続く。ここに火の見櫓を7基見つけている。この火の見櫓は6基目。 高さ3メートル程の小さなものだが、火の見櫓を…

216 辰野町横川の火の見櫓 5

216 辰野町横川の瑞光寺の参道脇に立つ火の見櫓5 撮影111112■ 櫓はなかなか美形。屋根の形が印象的。この火の見櫓も踊り場まで梯子が櫓の外に架けられている。分団名の切り文字を付けてあるが、辰野町では他の火の見櫓でも見ている。昭和40年建設

― 辰野町横川の火の見櫓 4

① ②①と②の写真から、櫓が直線で構成されていることがわかります。踊り場まで四角錘台、さらに踊り場から見張り台までも、よく見ると四隅の柱が内側に傾斜しています。 いままで櫓は曲線的に絞られていることが美しいフォルムの条件だとしてきましたが、この…

― 辰野町横川の火の見櫓 3

■ この火の見櫓は集落全体を見渡せる好立地に立っています。 火の見櫓の手前は屯所。全く違和感なく集落に溶け込んでいます。屋根を支えている柱の頂部をアーチ状の横架材で繋いでいます。珍しい造りです。これだけでも雰囲気が変わります。より屋内空間的に…

215 辰野町横川の火の見櫓 2

① 215 ② ③ ④ ⑤撮影110814■ 国道153号線から横川川沿いに川島小学校までおよそ3km、山あいの集落に火の見櫓が4基あることを先日知りました。今日(8月14日)の早朝、火の見櫓巡りに出かけてきました。この火の見櫓は消防団の屯所、車庫とともに豊かな緑を背に…

214 辰野町横川の火の見櫓 1

214火の見櫓1 撮影110814■ 辰野町。天龍川の支流、横川川(よこかわがわ)沿いに民家が点在し、火の見櫓が何基か立っています。のどかな田舎の風景に火の見櫓がとてもよく似合っています。見張り台から確認できること、半鐘の音が届くこと。このふたつの条件…

「個人美術館の愉しみ」を読む

■ 赤瀬川原平さんは多才な方だ。尾辻克彦という筆名で書いた『父が消えた』という小説で芥川賞を受賞しているし、流行語にもなった『老人力』という本も書いている。前衛芸術家としても有名だし、写真集も出している。また、路上観察学会会員でもあるし、藤…

北杜夫再読

『黄いろい船』『どくとるマンボウ青春記』『どくとるマンボウ途中下車』 『どくとるマンボウ追想記』『どくとるマンボウ昆虫記』以上読了。今回は「航海記」を外そうと思っていたが、読んでおくことにした。やはり「どくとるマンボウ」シリーズで「航海記」…

213 飯田市八幡町の火の見櫓

213 写真 ヤグラーTさん提供■ 調べてみると、飯田方面にはこのような寸胴型の火の見櫓があるようだ。水平ブレースを入れてあるから、梯子は櫓の外に設置してある。上部は籠?(名称が分からない)がついている。恐怖感を和らげる効果があるだろう。下の写真…

212 安曇野市穂高の火の見櫓

212 旧穂高町耳塚の火の見櫓 道路沿いに消防団詰所と仲良く並んで立っている。見張り台の半鐘は取り外され、替わりにスピーカーが取り付けてある。屋根の上の矢羽根はどこへ向けてあるのだろう・・・。道路にはみ出さないように円形の踊り場を一部カットして…

211 松川村の火の見櫓

211 のどかな田園風景、屋敷林が点在する松川村に火の見櫓がよく似合う。

210 北安曇郡池田町の火の見櫓

210池田町池田の火の見櫓 寸評3角櫓に6角屋根・見張り台、普通のかたち。避雷針に2段の巻きひげ、おもしろい。見張り台の手すりのシンプルデザイン、好ましい。ホースを引きあげる滑車、ポエティック。リング式ターンバックル、櫓にふさわしい。櫓すっきり…

北杜夫再読

『黄いろい船』『どくとるマンボウ青春記』『どくとるマンボウ途中下車』 『どくとるマンボウ追想記』以上読了。次は『どくとるマンボウ昆虫記』角川文庫奥野健男氏はどくとるマンボウもので「追想記」と「昆虫記」、それから「航海記」をいかにも北杜夫らし…

209 池田町正科の火の見櫓

209■オーソドックスなタイプで形やプロポーションが洗練されていて美しい火の見櫓と、類例を見たことのない珍しい形の火の見櫓。見て感動する火の見櫓はこのふたつに大別できます。今回紹介する火の見櫓は後者、今まで見たことのない形の火の見櫓です。カフェ…