2018-01-01から1年間の記事一覧
■ 今年、ブックレビューに載せた本は53冊、この中から今年の3冊を挙げる。 『西郷札』 松本清張短編全集1/光文社松本清張のデビュー作にして直木賞候補作。今年松本清張短編全集全11巻を読んだ。印象に残る作品が何作かあったが、1作品挙げるとすればこれ。…
■ 2018年12月に読んだ6冊の本『「維新革命」への道 「文明」を求めた十九世紀日本』苅部 直/新潮選書明治維新は外発的に、それもそれ以前の近世と断絶したかたちで突然なされたという認識が一般的だと思う。だが、本書は実はその下地(近代西洋思想に共感し…
■ 今朝(24日)書店で年越し本を探した。小説がいいな、と文庫のコーナーをじっくり見たが、読みたいと思う本が見つからなかった。で、新書のコーナーへ。新書も読みたいと思う本が見つからない・・・。ようやく『徳川家康の江戸プロジェクト』門井慶喜/祥…
■ 『ふしぎな県境』西村まさゆき/中公新書を読み終えた。この本の帯に「幅1メートル×長さ8キロの福島県に行ってみた」というコピーがある。手元にある福島県の地図(昭文社の分県地図 昨年11月に福島県の狛犬と火の見櫓巡りをしたが、その時に買い求めた)…
■ 世の中に存在するもの、それが自然のものであれ人工のものであれ、趣味の対象になっていないものはない。雲好き、国道好き、灯台好き、城好き・・・。「火の見櫓っておもしろい」の出版を考えるようになって、マニアな人が書いた本が気になりはじめ、何冊…
181222付日本経済新聞より■ 『コンビニ外国人』芹澤健介/新潮新書を読み終えた。本書でも紹介されている毛受敏浩氏(日本国際交流センター執行理事)が先日NHKのラジオ深夜便の明日への言葉というコーナーで「今、移民を考える」と題して話をされていた…
「火の見櫓っておもしろい」書籍化プロジェクト進行中!■ 火の見櫓巡りが趣味の私。新聞記者(タウン情報(現在のメディアガーデンプレス))、信濃毎日新聞)の取材にその魅力を語り、ラジオ番組(FMまつもと「夕暮れ城下町」、FM長野「ラジモ!」)や…
■ **ベトナム経済の趨勢を見るとき、それほどの時間を経ないで、日本に働きに行きたいと思う若者の数は減少しよう。特に農業や建築業の現場で働きたいという人は、もう数年もすればいなくなるだろう。**12月16日付信濃毎日新聞5面のサンデー評論に掲載さ…
■ 書店で本が私に声をかけている、本自ら「読んで」とアピールしていると感じることが時々ある。この本『フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体』藤岡換太郎/講談社ブルーバックスがそうだった。書棚からこの本を取り出し中身を確認することもな…
■ 師走だろうが何だろうが、読書はする。しばらく前から読んでいた『「維新革命」への道』苅部 直/新潮選書を読み終えた。日本の文明開化は明治維新で外発的に始まったという通念を、実はそうではなくて徳川末期から内発的に始まったということを徳川時代か…
■ 昨日(8日)日帰りで東京した。「インターナショナル学生設計競技2018」の公開審査は午後1時から。今回も松本発6時51分のあずさで新宿へ。午前中は東京駅前の丸善で買い求めた『新東京風景論』三浦 展/NHKブックス を同店内のカフェで読んで過ごした。こ…
富山市のカラーマンホール蓋 撮影日181201◎ うかつにも向きを間違えて写真を撮ってしまった。中心の「とやま」が上、「おすい」が下になる向きが正しい(と私は決めている)。富山市の草花・アザミを放射状に配している。受枠にはアザミの葉。 富山市の水道…
■ 『「維新革命」への道 「文明」を求めた十九世紀日本』苅部 直/新潮選書を読み始める。この本のことは毎日新聞(2017年6月25日付)の読書欄「今週の本棚」で知った。三浦雅士さんがこの本を**近代西洋思想に共感できる下地があった**というタイトルで…
■ 自分の読書歴をさらすなんて裸を見せるよりイヤ、という知人もいるが私は気にしない。注意深く確認すれば、読書傾向が分かるかもしれないが、それでもかまわない。先月読んだ本は次の4冊。『戦後と災害の間 溶融するメディアと社会』吉見俊哉/集英社新書…
富山県美術館 撮影日181201 TOYAMAキラリ 撮影日181201 「富山県美術館」と「TOYAMAキラリ」■ TOYAMAキラリの外装は御影石、ガラス、アルミ。異なる素材のランダムな組み合わせによるデザイン。富山美術館にもガラスとアルミが使われているが、両建築の外観…
東大和市狭山 撮影日181128 後方は1175の火の見櫓◎ 東大和市のマンホール蓋には市の花・ツツジが蓋全面にデザインされている。色んなものを取り込んだ蓋もあるが、このようにモチーフを絞ったものも好い。中心部に東大和市の市章を配したJIS蓋。古いタイプの…
1145 東京都東大和市清水 4脚8〇〇型 撮影日181128■ この火の見櫓は西武多摩湖線の武蔵大和駅から徒歩で10分近くかかるところに立っている。脚間寸法が大きいというのが第一印象だった。コンベックスで測ると約4.2mあった。櫓は上方へ大きく逓減している。…
■ 所用で東京へ出かけた。松本を午前9時過ぎに出る特急あずさに乗れば集合時刻に間に合うが、6時51分発のスーパーあずさ4号に乗った。2時間余りの空き時間をつくり、火の見櫓を見に行くことにしたから。東京の郊外にはまだ火の見櫓が何基も立っている。あず…
■ 明日(28日)所用で上京する。行き帰りの「あずさ」で読む本を買い求めなくては、と思っていたが、書店に寄る時間がなかった。で、自室の書棚から漱石の『草枕』を取り出した。このカバーデザインが好きだ。この文庫本の奥付を見ると、平成六年七月二十日 …
■ 塩尻のえんぱーくを会場に月1回以上のペースで行われている「本の寺子屋」は作家や評論家らを招いた講演会や対談などを行う企画で、今年で7年目。ナビゲーターの長田洋一さんは元「文藝」の編集長で、俵 万智のベストセラー歌集『サラダ記念日』を世に出…
(再)金沢市東山 浅野川大橋詰火の見櫓 3脚無3型 撮影日181123 ■ 本稿の写真は妻が友人と金沢旅行をした際、スマホで撮ったもの。以前、同僚のT君がやはりこの火の見櫓の写真を撮ってきてくれた(過去ログ)。残念ながら私はまだ直接見ていない。この火の…
■ 多忙な日々、だが読書時間は確保したい。「CASA BRUTUS」をいつものスタバでを読んだ。建築雑誌を買い求めて読むのはずいぶん久しぶりだ。藤森照信さんと伊東豊雄さんの対談が掲載されているが、その中で藤森さんは、新石器時代のイギリス、オランダ、日本…
■ こうして並べてみると火の見櫓の全形や屋根、見張り台、脚の形が皆よく似ていることが分かる。製作した鉄工所が同じであればもちろん似ているだろう。たとえ鉄工所が違っても、前例に倣え、学べ、ということで同じように製作したのかもしれない。だが、女…
東御市田中の火の見櫓1143 東御市田中 常田公民館 4脚4〇KP型 撮影日■ 昨日、上田市と隣の東御市で見てきた火の見櫓は14基、その全てが4脚4〇型だった。統計学的なことは何も知らないが、この結果から東信にはこの型が多いと判断してよさそうだ。火の見櫓を…
1142 東御市田中 田中公民館 4脚4〇型 撮影日181117これだけ大きな屋根がありながら、なぜ半鐘は外に下がっているのか?半鐘くんは母屋をサイレンに取られて軒先に移動せざるを得なかった・・・。脚元の4方が交叉ブレース、この状態では櫓の中に入りにくい。…
1141 東御市和 4脚4〇KP型 撮影日181117■ 設置されている銘板により竣工年月日が1958年3月13日と分かった。ちょうど60年経過、還暦だ。避雷針に付いている飾りの形がユニーク。屋根は曲面。今はひたすらコストダウン・工期短縮でこのような飾りは無し、にす…
上田市殿城の火の見櫓(再)上田市殿城 下郷生活改善センター 4脚4〇KP型 撮影日181117■ 火の見櫓のタイプ分けには細いか太いか、櫓のサイズは考慮していない。だから、このようにスレンダーな火の見櫓でも単に4脚4〇KP型と表記することになる。踊り場が2ヶ…
上田市殿城の火の見櫓1139 上田市殿城 4脚4〇型 撮影日181117■ 昨日(17日)見てきた火の見櫓はピカピカだった。だが、高台に立つこの火の見櫓は、存在すら忘れられてしまっているのかも、と思う程老朽化が進み、全体的にかなり錆びていて、屋根材が一部欠損…
上田市真田町本原の火の見櫓①1138 上田市真田町本原 4脚4〇KP型 撮影日181117■ 上田市真田町(旧小県郡真田町)の南斜面に広がるエリアに立っている火の見櫓は、ちょうど雛壇に飾られたお雛様と同じで、遠くというか後方でも見えやすい。加えて、以前書いた…
1137 上田市真田町本原 4脚4〇型 撮影日181117