透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

塩尻の重文民家巡り

■ 塩尻市内には重要文化財の民家が5軒ある。28日(日曜日)、その内の3軒を見学する機会を得た。まず、塩尻宿の旅籠「いてうや」、小野家住宅。修復工事を終えて見事に甦った主屋と文庫そして隠居屋。主屋の2階の客室はそれぞれ趣向が違っていた。はやり「桜…

506 塩尻市片丘の火の見櫓

506 塩尻市片丘北熊井の火の見櫓 ■ 片丘地区は塩尻市の東側に連なるたおやかな山稜の裾野、西下がりのなだらかな斜面に位置している。そこに立つこの高さの火の見櫓は遠くからよく目立つ。櫓のてっぺんのサイズ(太さ)からして、屋根と見張り台が少し小さく…

505 塩尻市長畝の火の見櫓

505 ■ 塩尻市内の生活道路沿いに立つ火の見櫓。3角形の櫓に6角形の屋根と見張り台。反りのない6角錘の屋根。丸鋼の蕨手はフックのような形状。脚の付け根にアーチ状の部材があるのは正面のみ。梯子は櫓の外に設置されているから、脚の下をくぐって櫓の中に入…

「日本アパッチ族」

30年以上前からダイアリーに入場券などを貼っている。■ 小松左京の『日本アパッチ族』の再読を始めた。世田谷文学館で日本SF展を見たことが再読のきっかっけになった。このSFを知ったのは高校生のとき。新任のA先生が生物の授業中に紹介した。もう40年以…

筑北村坂北の狛犬と道祖神

■ 筑北村坂北(旧坂北村)は長野道麻績(おみ)インターから車で10分ほどのところにある農村。ここを通る善光寺西街道の辻(筑北村役場坂北支所のすぐ北)に道祖神と狛犬が並び立っている。文字書道祖神の建立年は確認できなかったが、古いものではないかと…

― 潔く消える

■ それがしさんのブログに最近紹介されていた堅石(塩尻市)の火の見櫓はまだ見たことがなかった。郷原街道を少し西に入ったところに立っているはず。今日(23日)出かけてみると・・・。なんということだ、火の見櫓は撤去され、代わりに防災無線柱と消火ホ…

週末東京記 その2

■ 京王線新宿駅のホームで東京の友人と待ち合わせ。芦花公園駅で下車して、世田谷文学館へ。今月28日まで開催中の「日本SF展・SFの国」を観る。展覧会場内でここだけは撮影OKだった。**(前略)名誉ある展覧会を(中略)開催していただけることは、第一…

週末東京記 その1

■ 20日の朝、松本6時51分発の特急あずさで新宿へ向かう。いつもは進行方向右側の席に座るが、今回は左側に座った。左側の窓からも火の見櫓を見ることはもちろんできる。中央線沿線には火の見櫓が何基も立っている。甲府盆地の塩山から石和にかけては、果樹園…

狛犬東京

表参道と青山通りの交差点の近くにある秋葉神社。小さな神社だが狛犬が3対鎮座していた。年代の古い順に載せておく。寛政2年庚戌(かのえいぬ)1790年 大正9年 1920年 大正14年 1925年

― 豊科新田の火の見櫓

(再) 安曇野市豊科新田の火の見櫓 合同庁舎2階から望む。 後方は建設中の安曇野市庁舎。■ 正月になるとこの火の見櫓の隣にきれいな御柱が立てられる(過去ログ)。 火の見櫓は見る位置や方向によって印象が違う。この火の見櫓をこの位置から見た時、既に見…

南木佳士「ダイヤモンドダスト」再読

■ 南木佳士が『ダイヤモンドダスト』で芥川賞を受賞したのは1989(平成元)年のことだったと確認。そんなに前のことなのか・・・。その何年か後に文春文庫で読んでいる。『からだのままに』に続き、この『ダイヤモンドダスト』を再読した。主人公の和夫は町…

南木佳士「からだのままに」再読

■ 信州佐久平の自然のこと、釣りのこと、三歳の時に亡くなった母に代わる育ての親の祖母のこと、勤務先の佐久の病院での老いた患者との会話のこと、パニック障害からうつ病へ移行した病気のこと、50歳になってから始めた登山のこと・・・。南木佳士は同じこ…

朝日村の道祖神

長野県東筑摩郡朝日村は松本市と塩尻市に境を接する農山村。朝日村には30数基の道祖神があるそうだが、これはその内の1基、西洗馬の道祖神で二十三夜塔と共に祀られている。男神と女神が並び立ち、相手の肩に手をかけ、握手をしている姿から抱肩握手像と呼ば…

― 火の見櫓のある風景

塩尻市洗馬下小曽部、火の見櫓のある風景 撮影日 140915小曽部(こそぶ)川の河岸段丘に緑豊かな集落が形成されている。背の高い火の見櫓が集落を見守るように立っている。絵になる風景だが、この遠近感を淡彩画でうまく表現できるかどうか・・・。

503 辰野町小野の火の見櫓

503■ 上伊那郡辰野町小野下雨沢。この辺りでは国道153号線に沿ってJR中央線が走り、集落もやはり国道に沿って形成されている。昨日(14日)同市横川からの帰路、この集落内で火の見櫓を見かけ、観察した。何回も通っているところだから、既に目にしていたか…

― 辰野町横川の火の見櫓

■ 前々稿で取り上げた火の見櫓を逆方向から見る。こちらからだと風景に溶け込む火の見櫓、という雰囲気ではなくて風景の主役という雰囲気。やはり前々稿の方向から見る方が好ましい。櫓の中間に吊してある半鐘と小屋根。腕木の先のなるほど!な取り付け方。

― 火の見櫓のある風景

(再) 火の見櫓のある風景 辰野町横川飯沼沢■ 横川川(よこかわかわ)の左岸を生活道路が伸びる。川側は道路より低い敷地に民家が並び、山側は道路に沿って石積み擁壁が続き、その上に民家が並び立つ。今日(14日)、この地を再訪した。魅力的な空間構造だ…

朝の読書

■ 普段は家庭と職場、先日知ったことばを使うと、第一の場と第二の場を往復するだけの生活だが、時々第三の場(サードプレイス)でひと時を過ごす。小学校の帰り路の「道草」もサードプレイスだったのだろうと今になって思う。朝のスタバでの読書、週末のバ…

「嘘と絶望の生命科学」

『嘘と絶望の生命科学』 榎本英介/文春文庫■ しばらく前に書店で手にしたものの、この書名に違和感とでも言ったらいいのか、を感じて買い求めなかった。最近STAP細胞をめぐる騒動があったばかりだから、生命科学が「真実と希望の」と形容されるような学問で…

『つぎはぎプラネット』 星新一

■ 星新一の『つぎはぎプラネット』新潮文庫を読み終えた。**「ところできみ、ビデオコーダーと電子計算機を連結した、分類保存機といったものができると、さらに便利なのだがな。必要な項目のボタンを押す。すると、一瞬のうちに、これのうつっているテー…

502 安曇野市豊科の火の見櫓

502 安曇野市豊科南穂高の火の見櫓■ 3角櫓に円屋根、円見張り台という安曇野にはよくあるタイプの火の見櫓。建設中の安曇野市庁舎前の道路を東に向かって走行中に見かけた。櫓の下部に設置された半鐘と消防信号板。見張り台のつるりんちょな半鐘に比べたら、…

「地方消滅」

『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』 増田寛也編著/中公新書をざっくりと読んだ。■ 巻末に若年女性(20~39歳)人口の変化率と総人口を指標に全国市区町村別の将来推計人口の一覧表が掲載されている。2040年時点で若年女性人口の減少率が5割を超え、人…

「つぎはぎプラネット」

**同人誌、PR誌に書かれて以来、書籍に収録されないままとなっていた知られざる名ショートショート。(中略)入手困難な作品や書籍、文庫未収録の作品を集めた、ショートショートの神様のすべてが分かる、幻の作品集。**(カバー裏面の紹介文より)星新…

― 松本市和田の火の見櫓

■ この火の見櫓を取り上げるのは初めてではない。松本平に多い3角形の櫓に円形の見張り台。珍しいのは屋根が8角形なこと。3角形で大型の櫓には円形か6角形の屋根が多く、小型の櫓には3角形の屋根が多い。ちなみに4角形の櫓には円形や8角形の屋根もあるが、4…

「地方消滅」

■ 第2次安倍政権の最大課題として首相は「元気で豊かな地方の創生」を挙げた。偶然にも昨日、『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』増田寛也編著/中公新書 を買い求めていた。**豊富なデータをもとに日本の未来図を描きだし、地方に人々がとどまり、希…