2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
533 撮影日150428■ 狛犬にまで観察対象を広げてしまったのでヤグラセンサーが鈍くなっているのでは、と思いきや、感度は依然として良好なようで、国道148号を走行中に(私は助手席に座っていたが)この火の見櫓を見つけた。洗練されてはいない、そう、武骨な…
■ 松本市寿北にある米澤神社を訪ねた。木造、石造の鳥居の先に山の斜面を直登する長い参道が見える。社殿の一般的な配置から判断すると、この急勾配の切妻屋根の建物が拝殿で、その後方の建物が本殿ということになる。本殿は板塀に囲まれていてよく見えなか…
■ 県内のあちこちに出かける機会が少なくない。その際、今までは火の見櫓や道祖神、庚申塔などを意識していた、もちろん茅葺きの民家や建築にも。加えて狛犬の棲息地・神社にも目がいくようになった。昨日(24日)、松本市会田(あいだ、旧四賀村会田)に出…
■ もじもじさんが仕事の合間に千曲市西部地区の火の見櫓巡りをして写真をCD-Rにまとめてくれた。火の見櫓の所在地をプロットした地図とレポートまで付いていた。感謝感激!誠実で真面目な彼の人柄がこのまとめ方に表れている。もじもじさんが取材してくれた…
■ 先日善光寺の御開帳に出かけたが、その帰りに列車の窓からJR篠ノ井線沿いにあるこの神社の狛犬が見えた。早速出かけてみた。拝殿本殿 宝物庫狛犬の棲息環境はこんな様子。石畳の参道が拝殿に向かって伸びている。拝殿の手前にかなり高い台座があってその上…
■ 前々稿で取り上げた今町亘理神社(松本市大手)の狛犬について、建立年は確認できなかったと書いた。このことについて狛犬研究家・のぶさんから吽形の狛犬の台座に刻字してある旨、コメントしていただいた。確かに18日の朝撮った写真をよく見ると写ってい…
撮影日 150418■ 松本市内を流れる女鳥羽川の右岸の細い道路沿いにある今町亘理神社(松本市大手)。女鳥羽橋の上から見るとこんな様子。徐々に狛犬観察のスタイルを固めていきたいが、まずは狛犬の棲息環境の全体像を把握することにしたい。この神社に狛犬が…
531 撮影日150413■ 長野市内で所用を済ませての帰路、いつもとは違うルート、国道18号を走行していてこの火の見櫓に遭遇した。じっくり観察している時間的余裕が無く、写真を撮っただけだった・・・。高い部類に入る細身の火の見櫓。北信、東信の火の見櫓は…
■ 同じ食材でも人によってできる料理が違うのと同様に、同じ狛犬を取り上げても人によって捉え方やまとめ方、紹介する内容やその方法が違っていて何ら不思議はない。例えば茶筒のような単純な円筒形でも真横から見れば長方形に見えるし、真上から見れば円に…
■ 安曇野市は三郷温にある住吉神社を訪ねた。狛犬に魅せられることがなければ訪れる機会があったかどうか・・・。この神社には明治、大正、昭和と各時代の狛犬がいるという情報を前から得ていた。 鳥居の前から参道を見る。拝殿までの距離が長いのかそうでも…
松本市笹賀今村の火の見櫓 この火の見櫓を取り上げるのは2回目■ 踊り場の床のところに設置された銘板から昭和30年4月に建設されたことが分かる。銘板には山葵粉を製造している東京都内の会社が寄贈したことが記されている。ネットで調べて、この会社は社名が…
春のフォトアルバム 松本市寿小赤にて 撮影日150411
■ 昨年自宅をリフォームした際、リビングの書棚を撤去してしまった。そこに収めていた文庫本を仕方無く自室の机の上に積み上げているが、昨晩そこを整理していて偶々『へそのない本』を手にした。3年前(2012年)、北杜夫の本を何冊か再読したが、その時はこ…
■ 『江戸東京の路地 身体感覚で探る場の魅力』岡本哲志/学芸出版社 再読。 岡本氏は本書で**路地はハード面の空間をつくりあげるだけでは生まれてこない。そこに住む人たちが育てていける空間でなければ、本物の路地は生まれないことをしっかりと受け止め…
530■ 松本市の大村地区に火の見櫓が立っているということは同僚のAさんから聞いて知っていたが、具体的な場所は確認していなかったし、訪れる機会もなかった。昨日(8日)近くまで所用で出かけた際、偶然見つけた。以前南浅間で見た火の見櫓と同じタイプだっ…
529 春のフォトアルバム 松本市里山辺湯の原にて 撮影日150408
春のフォトアルバム 松本市笹賀にて 撮影日150408春になって風景が色付いた梅が咲き、レンギョウが咲き、桜が咲いたが、今朝は雪景色、冬に逆戻り雪衣をまとう桜花その向こうに火の見櫓
■ 「シロオビアゲハ 擬態の謎」 「一部の雌だけ羽に異なる模様 毒持つ別種に似せる」 信濃毎日新聞の4月6日付朝刊の文化面にこのような見出しの科学記事が載っていた。興味深い内容だったので取り上げる。アゲハチョウの一種のシロオビアゲハは、一部の雌が…
春のフォトアルバム 松本市四賀にて 撮影日150406
■ 「狛犬もおもしろい」というカテゴリーを設定した。日本に狛犬が生まれたのは平安時代というから、その歴史は江戸の前期に始まった火の見櫓の比ではない。よく分からないが狛犬のデザインに制約などほとんどないだろうから、姿は多様。このことが狛犬ファ…
■ 松本市内で最も古い部類に入ると思われる火の見櫓(大正15年建設)がカタクラモールの再開発予定地に立っていましたが、先月(3月)解体撤去されました。(→過去ログ)で、次に古いものとなると、国道19号沿いのこの火の見櫓(高宮北、昭和5年建設)ではな…
■ 北 杜夫の『木精』を初めて読んだのは1981年9月のことだった。20代の時に買い求めて読んだ本には水色のテープ(レトラライン)が貼ってあるが、この文庫本にも貼ってある。その後、1996年5月、2000年6月、2006年9月、2012年3月と再読を重ね、今回が6回目と…