透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ささいなことだが・・・

■ 図書カードで買い求めた9冊のうち、7冊は読み終えた。残り2冊は『日本の思想』丸山真男/岩波新書と『新聞記者 疋田桂一朗とその仕事』柴田鉄治・外山秀俊/朝日選書だ。昨日(30日)の朝カフェ読書で『新聞記者』を読み始めた。本の帯には**戦後を代表…

「スピリチュアルペイン」

図書カードで本を買う図書カード9■ 図書カードで買い求めた最後の本『スピリチュアルペイン』細田亮/幻冬舎を読んだ。書名のスピリチュアルペインという耳慣れないことば、副題の死を待つ人の「魂の痛み」がこのことばの意味を示しているが、明確な概念規定…

1205 岡谷市湊の火の見櫓

1205 岡谷市湊 湊小学校 4脚4〇〇型 撮影日190727■ 本の中に入れるコラムに諏訪湖の水陸両用バスの写真を載せたかった。今朝、塩尻峠を越えて岡谷へ。諏訪湖の南側を走行、バス発着所のSUWAガラスの里へ向かう途中でこの火の見櫓を見つけた。上諏訪駅前で、…

― 認識論

2012年9月23日に載せた記事(友人のKちゃんとの会話シリーズ)に手を加えて再度載せる。「Kちゃん 久しぶり。待たせてごめん」 「あ、いえ、私も今来たところでまだ注文もしてません」 「あ、そう?何にする?」 「アイスコーヒーがいいな」 「すみません。…

諏訪市の新しいマンホール蓋

諏訪市の新しいマンホール蓋 撮影日190727◎ しばらく前、諏訪市の新しいマンホール蓋のことを新聞記事で知った。諏訪市では昨年(2018年)の秋に実施したマンホール蓋のデザイン公募で選ばれた作品で新しいマンホール蓋をつくり、JR上諏訪駅前の国道20号沿い…

最終校正

■ しばらく前(5月26日)、中日新聞の「熱中人(ねっちゅうびと)」という連載記事に取り上げられた時は**今夏には「火の見櫓はおもしろい」(仮題)という本を出版予定です。** と紹介された。今月8日、長野放送の「みんなの信州」の特集コーナーで放送…

「日本一おかしな公務員」

図書カードで本を買う図書カード8朝カフェ読書@スタバ 190724■ 『日本一おかしな公務員』山田 崇/日本経済新聞出版社を読み終えた。この本を読んで思った、人を外見で判断してはならぬ。本然り、カバーデザインで判断してはならぬと。山田さんは塩尻市役所…

「新聞記者 疋田桂一郎とその仕事」

図書カードで本を買う図書カード7■ 父の日のプレゼントの図書カードで買い求めた7冊目の本は『新聞記者 疋田桂一郎とその仕事』柴田鉄治・外岡秀俊/朝日選書。今話題の映画「新聞記者」と区別がつかないから副題まで書く。表紙のデザインがなかなか好い。先…

朝カフェ読書

■ 今朝(20日)、スタバで朝カフェ読書をする。今朝の定員さんもオーダー不要、ホットのショートをマグカップでサービスしてくれる。2階のいつもの席で『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子/新潮文庫を読む。神奈川県の栄光学園の中高生の歴史好…

デザインのルール

■ 今回はレバーハンドルを例に、デザインの「ルール」について。住宅の玄関は引き違い戸ではなく、開き戸が多くなった。理由として洋風のデザインの増加や開き戸の方が施錠しやすいということなどが挙げられるだろう。さて、この開き戸、かつては握り玉をつ…

― 尽きることの無い対話

(再)火の見櫓のある風景 松本市笹賀 3脚86型 撮影日190718 電線のカオスな状態を横目に凛々しく立つ火の見櫓。3本柱に8角錘の屋根を載せる時はこうするんだね・・・、私と火の見櫓との尽きることの無い対話。

1204 塩尻市上西条の火の見櫓

1204(再 始めてではないが番号を付けてなかった)塩尻市上西条 3脚66型 撮影日190715■ 昨日(15日)、行きは県道14号を岡谷市から南下、帰りは辰野町から国道153号を北上した。善知鳥(うとう)峠を下ったところで脇道に入り、西条地区の火の見櫓を再訪した…

1203 長い脚

塩尻市上西条の火の見櫓 1203 塩尻市上西条 3脚66型 撮影日190715■ この火の見櫓は脚が長い。櫓の半分近くが脚だ。背の低い火の見櫓にあるタイプ。 追記 この火の見櫓を見るのは初めてではないが、番号を付けてなかった。191231

― 短い脚

岡谷市川岸中の火の見櫓(再)岡谷市川岸中 4脚44型 撮影日190715■ 2012年7月以来7年ぶりの再訪。脚が短いことにすぐ気がつく。背の高い火の見櫓だ。見張り台の高さは約12メートル、3メートル加えて総高は約15メートル。脚間は2.5メートル。12年に見た時はこ…

― 「倉庫またぎ」

辰野町平出の火の見櫓(再) 辰野町平出 4脚44(倉庫またぎ)型 撮影日190715倉庫をまたいで立つ火の見櫓。見張り台の高さは約9メートル、総高は約12.5メートル。脚のスパンは3メートル。火の用心の看板がついている。この開口と手すりから、梯子は建設当初…

1202 かわいい!

岡谷市川岸東の火の見櫓1202 岡谷市川岸東 撮影日190715■ この火の見櫓には「かわいい」という形容が相応しい。かわいいと思わせるのは櫓にちょこんとくっ付いている見張り台(と言っていいのか判断に迷うが)。こんなかわいい火の見櫓、初めて見た。高さは…

1201 岡谷市川岸西の火の見櫓

1201 岡谷市川岸西 4脚4(1面持出し)4型 撮影日190715■ 岡谷市から辰野町に至る長野県道14号沿いの岡谷市川岸の集落にも火の見櫓が何基か立っている。この辺りの集落は天竜川(天龍川は旧表記)沿いの斜面に形成されているから、火の見櫓の見張り台からは地…

1200 岡谷市川岸東の火の見櫓

1200 岡谷市川岸東 4脚44型 撮影日190715■ 岡谷市川岸東地区の集落内に立つ火の見櫓。狭い生活道路を進んで行きついた。背が高く、見張台床面の高さ約13メートル、総高16.5メートルほど。脚スパン2.7メートル。火の用心の看板を取り付けてある。岡谷市内の火…

1199 岡谷市山下町の火の見櫓

1199 岡谷市山下町 間下区民センター 3脚(3柱)〇3(櫓内)型 撮影日190715■ 下諏訪町から岡谷市を経て辰野町に至る長野県道14号沿いの地域は自宅からそれ程遠くはない。だが出かける機会はほとんどなかった。3連休の最終日(15日)に出かけてきた。カーナ…

「日本の思想」丸山真男

図書カードで本を買う図書カード6■ 丸山真男の『日本の思想』岩波新書に収録されている「である」ことと「する」ことをまた読みたいと思った。この論考は2012年11月にも読んでいる(過去ログ)。なぜ、読みたくなるのだろう・・・。自室の書棚にこの本を探し…

「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」

図書カードで本を買う図書カード5(メモ:360)■ 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子/新潮文庫、 図書カードで買い求めた5冊目の本。毎年この時期になると、書店には主に中高生をターゲットにしていると思われる、各出版社の文庫本のコーナーが…

諏訪郡原村のマンホール蓋 再び

諏訪郡原村中新田 撮影日190703◎ 一昨日(8日)の夕方放送された長野放送(NBS)の「善光寺にも・・・奥が深い火の見やぐらの魅力!」、この取材については多くを書かないが、取材日は7月3日4日両日だった。諏訪郡原村の貫通櫓は5年前に別の放送局の番組でも…

古代のロマンを語る

■ この度、国連教育科学文化機関(ユネスコ)で日本最大の「仁徳天皇陵古墳」を含む49基の古墳で構成される「百舌鳥・古市古墳群」を世界遺産に登録することが決まった。 「U1さん!」「S君とYさん、偶然だね。元気? 一緒に飲もう」「いいですか? U1さ…

1198 なぜ? こんなところに火の見櫓

1198 3脚66型 塩尻市北小野(金井との境、北小野地籍だと思われる) 撮影日190707■ 私の火の見櫓巡りは2010年の5月に大町市美麻から始まった。今では大変珍しい木造の火の見櫓を見たからだった。それから早くも9年が過ぎ、主に長野県内を、時には隣県にまで…

― 「奧が深い火の見やぐらの魅力!」

■ 今日(8日)の朝刊のテレビ欄のNBS(長野放送)のところを見ると、夕方6時14分からの「NBSみんなの信州」という生活情報番組で火の見やぐらを取り上げるようになっています。

塩尻市の農集排マンホール蓋

塩尻市北小野勝弦 撮影日190707◎ 今朝(7日)、塩尻市北小野勝弦まで出かけてきた。この地区の農集排マンホール蓋の写真を撮るために。前稿に火の見櫓(1224)を載せたが、どちらかというと、蓋が主目的だった。これで塩尻市の農集排マンホール蓋、6種類全て…

1197 塩尻市北小野の火の見櫓

1197 4脚44型 塩尻市北小野勝弦 撮影日190707■ 小野から岡谷に抜ける県道254号沿いに立っている火の見櫓。梯子桟の間隔と数により、総高を約14mと推測した。これからは柱スパンと総高をできるだけ調べるようにしたい。ピラミッド型(方形)の屋根で蕨手はな…

旧開智学校校舎 国宝指定答申報告会

■ 松本市立博物館で昨日(6日)開かれた「旧開智学校校舎 国宝指定答申報告会」に出席した。旧開智学校校舎学芸員の遠藤正教さんが、次のような内容の報告を行った(会場で配布されたレジュメによる)。1 文化審議会の答申について2 調査研究報告書について …

「火の見櫓はおもしろい」

■ 「火の見櫓っておもしろい」の書籍化、この話が出たのは2016年の12月、東京で友人と飲んだ時だった。私の趣味の火の見櫓巡りのことが新聞で紹介され、ラジオ番組にも、テレビ番組にも出て、後は本を出すだけ。書籍の編集経験のある友人にすすめられて、「…

「日日是日本語」

図書カードで本を買う図書カード4■ 図書カードで買い求めた4冊目の本は『日日是日本語 日本語学者の日本語日記』今野真二/岩波書店。書名の日日をひびではなく、にちにちと読むことは映画にもなった森下典子さんのエッセイ『日日是好日』で知っていた(過去…