2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
240■ 5月の読了本は5冊。『徳川家康の江戸プロジェクト』門井慶喜(祥伝社新書2018年) **利根川という大河川を曲げたうえに、湿地帯を埋め立てて土地を造成し、町をつくりました。飲み水は遠方から江戸まで堀を建設し、上水を引いて調達しました。食糧は…
■ 朝のスタバで『人新生の「資本論」』斎藤幸平(集英社新書2020年)を読む。著者は環境保全のために打ち出される方策に対してことごとく否定的な見解を示す。資本主義が前提の方策は、どうやらダメということのようだ。普段本を読むとき付箋を付けることは…
岐阜県安八郡輪之内町 撮影日2021.05.22親子蓋 親蓋にはテトラポットのようなパターンが施されている。◎ マンホール蓋の写真を撮るときは火の見櫓を背景にするという条件を付けている。22日(土曜日)に岐阜県輪之内町まで道路またぎを見に出かけたが、その…
360■ この火の見櫓のようにきちんとメンテナンスされている火の見櫓もあるが、その一方で現役であるのにもかかわらず錆びて無残な姿を晒しているものもある。この違いは一体何に因るのだろう・・・。どの火の見櫓にも誕生の物語があり、地域を見守り続けて…
4201288 上伊那郡南箕輪村久保 4無44型 撮影日2021.05.22■ 昨日(22日)は久しぶりに遠出をした(*1)。岐阜県輪之内町の道路またぎを見ることが目的だった。現地で小一時間見て、そのまま帰るつもりだった。だが、時間的に早かったこともあり途中で中央道…
1287 伊那市西春近小屋敷 3無66型 撮影日2021.05.22■ この風景から分かるが、ここは伊那市の市街地から小黒川沿いに上った、もうそれ程人家も無いところ。カーナビの案内を無視して進んできてこの火の見櫓と出会った。火の見櫓はこのような辻に立っているこ…
1286 上伊那郡宮田村北割 北割集落センター 4脚44型 撮影日2021.05.22■ 中央道は宮田村辺りでは西側の山際をトレースするように南北に伸びている。そのすぐ近くをパノラマロードと名付けられた道路が通っている。この火の見櫓はパノラマロードに向かって下っ…
1285 上伊那郡宮田村北割 3無66型 撮影日2021.05.22■ 火の見櫓は見張り台から対象地域全域を見渡すことができること、半鐘の音が対象地域全域に伝わること、このふたつの条件を満たさなくてはならない。このように小さい火の見櫓はカバーする地域が広くない…
(再 863)上伊那郡宮田村南割 4脚44型 撮影日2021.05.22■ この火の見櫓は2017年の7月に見ている(下の全形写真)。昨日(22日)再訪するとシャッターが建て替えられていた。シャターにはかわいいイラストが!
1284 上伊那郡飯島町七久保柏木 4脚44型 撮影日2021.05.22■ 岐阜県輪之内町から帰る途中、時間的にまだ早かったので一般道で帰ることにして中央道を松川ICで降りた(午後2時過ぎ)。飯島町ではまだ火の見櫓をあまり見ていない。集落内の生活道路を走ってい…
1283 岐阜県安八郡輪之内町楡俣 3無33型 撮影日2021.05.22■ 輪之内町大藪の道路またぎを見て、岐阜羽島ICに戻る途中でこの火の見櫓に遭遇した。やはり火の見櫓の美しさの条件に「櫓の末広がり」があることが分かる。消火ホースを引き上げる滑車を付けた大…
1282 岐阜県安八郡輪之内町大藪 4無44型 撮影日2021.05.22■ 岐阜県の輪之内町にも道路またぎがある、ということを2019年の10月に知った。今日(5月22日)意を決して出かけてきた。朝7時30分に自宅を出発、名神高速を岐阜羽島ICで降りて、この火の見櫓の立つ…
320■『人新生の「資本論」』斎藤幸平(集英社新書2020年)を読み始める。カバーに「2021新書大賞第1位」とあるから、多くの人がこの本を読んでいるのだろう。この本が簡潔で明解な文章で綴られていて展開される論考が論理的で分かりやすいことがその理由とし…
以前読んだ新潮文庫の『たけくらべ』■ 樋口一葉といえば『たけくらべ』。この短編は日本の文学史年表に必ず載る。この作品をまた読みたいと思い、自室の書棚を探したがなかった。どうやら昨年(2020年)の5月に処分した多くの文庫本の中に含まれていたようだ…
■ 北 杜夫の長編小説『楡家の人びと』の再読を終えた。小説では大正初期から昭和、終戦直後までの時代の大きな流れの中で楡家三代に亘る人びとが織りなす物語が描かれている。今回特に印象に残ったのは楡脳病院を創立した楡基一郎の長女と結婚、婿養子となっ…
(再 019)塩尻市洗馬 3脚6〇型 撮影日2021.05.16■ 火の見櫓巡りを始めた2010年5月にこの火の見櫓も見ている。その時は今ほどの観察眼はもちろん無く、ただ漫然と見ただけだった。その後、再訪して見ているので(過去ログ)今回が3回目。梯子桟の数と間隔に…
1281 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13坂道のある風景は魅力的。そこに火の見櫓が立っているのだから、って何稿か前にも書いたな(過去ログ)・・・。 13日に見た火の見櫓は7基、美形ぞろいだった。それぞれロケーションも好かった。また再訪したい。
1280 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13■ 車のすれ違いができないような狭い道を進む。「あ、火の見櫓!」屋根・見張り台周りは端正なつくり。見張り台の4隅を突く方杖は直線材。外付け梯子から踊り場へ入り込むための開口と梯子の取り合いがユニーク。な…
1279 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13■ 中信エリアには櫓が3角形の火の見櫓が多いのに対し、南信エリアには4角形の火の見櫓が多い。同じ鉄工所で製作された火の見櫓でも両エリアで違うから、鉄工所の違いではなく、地域性だと思われる。なぜなのか、そ…
1278 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13■ 実に姿形の良い火の見櫓だ。櫓のプロポーション良し、屋根と見張り台のバランス良し。脚も良し。屋根が一部欠損しているのは残念だが、火の見櫓の造形美とはこういうことかと思わせる1基だ。見張り台から脚元まで…
1277 諏訪市豊田 4脚(貫通)44型 撮影日2021.05.13■ 岡谷、諏訪の2市と下諏訪町が諏訪湖を囲み、境界線が湖上を通っている。ここ諏訪市豊田には諏訪湖に向かうなだらかな斜面に集落が広がっている。坂道の脇に立つ貫通やぐら! 脚が屋根を突き破っている。…
1276 岡谷市湊 4脚44型 撮影日2021.05.13■ 1275の火の見櫓と形がよく似ている。脚元をゴミ置き場にしているところも同じ。カオスな電柱・電線が邪魔。
1275 火の見櫓のある風景 岡谷市湊 4脚44型 撮影日2021.05.13■ 諏訪湖の西側、岡谷市には火の見櫓が多く、まだ見ていないものが何基もある。今日(13日 *1)の午前中出かけてきた。集落内に入り込んでいって今日初めて出合ったのがこの火の見櫓。扁平した屋…
1274 下伊那郡高森町山吹 4無44型 撮影日2021.05.10■ 伊那街道(県道15号)を走行中にこの火の見櫓と出合った。場所は高森町山吹。消火ホースを引き上げる滑車の高さからして、見張り台の高さは9メートルくらいだろう。踊り場まで昇り降りするように設置され…
■ 建築家・藤森照信さんの出身地、長野県茅野市宮川の高部地区にはデビュー作の神長官守矢史料館はじめ、高過庵、低過庵、空飛ぶ泥舟がある(過去ログ)。フジモリ建築ファンにはたまらないエリアだ。同地区で高部公民館の建て替え工事が進められている。今…
360岡谷市湊5丁目 撮影日2021.05.08 海なし県の長野、県歌「信濃の国」は諏訪の湖(うみ)には魚(うお)多しと謳う。◎ 諏訪湖南岸沿いの帰路を走行中、コンビニコーヒーでも飲んでいこうと駐車場に入るとき、カラーマンホールが目に入った。車を停めて改め…
1273 諏訪市豊田 4脚44型 撮影日2021.05.08■ 交通量が多い主要道路沿いに火の見櫓が立っていても車を停める適当な場所が見つからず、観察をあきらめて通り過ぎることもある。昨日(8日)も数基パスした火の見櫓があった。この火の見櫓は背が高く遠くから見え…
1272 火の見櫓のある風景 諏訪市豊田にて 4脚44型 撮影日2021.05.08坂道のある風景ってなぜか魅力的で好き。そこに火の見櫓が立っているなんて、もう最高!
■ 諏訪地方には「建てぐるみ」と呼ばれる民家の形式がある。蔵を住宅でくるんでいるから建てぐるみなのだと私は思う。蔵は火災に強く、大切なものを保管する役目を持っている。だから金庫が建築化されたもの、と言えなくもない。蔵を完全にくるんでしまわな…
1271 諏訪市湖南 4無44型 撮影日2021.05.08■ 前稿の火の見櫓(1269)は屋根が小さかったが、この火の見櫓は屋根がやけに大きい。頭でっかちな火の見櫓。櫓は太目、太っちょ櫓。注目はこの最下部。脚が無いのは別に珍しくもないが、ブレースのリングから下を…