透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

充実の2時間!?

■ 新潮社の雑誌「波」に新潮新書の広告が載っていた。「現代を知りたい大人のために700円で充実の2時間」 どうやら新潮新書1冊を読了するのに要する時間を2時間と想定しているらしい。新書は平均すると200ページくらいだろうか。それを2時間で読了する。内…

駅前商店街は美しいか?

■ この本の著者中島義道さんは、商店街(別に商店街に限ったことではないが)のコンクリートの電柱や「黒々と幾重にも絡み合いもつれ合って」延びる電線、広告が醜い!と最も感じている方なのかもしれない。そして商店街(これも商店街に限らないが)のスピ…

民家  遠い昔の記録

①● カブト造りの民家 東京都檜原村 (197811) ②● 久しぶりに民家 遠い昔の記録です。ここは東京! 西多摩郡檜原村数馬、山梨県と堺を接する緑豊かな山村。人口約3千人という小さな村です。私がこの村を訪れたのは1978年11月のことでした。既に合併し…

市民交流センター

● 塩尻市の「市民交流センター」のワークショップが開催されました。基本設計段階でのワークショップは今回が最後だそうです。プロポーザルのときからこのプロジェクトに注目しています。今回初めてワークショップに参加してきました。今まで毎月1回、計4…

「山の上ホテル物語」

● 山の上ホテルに関するエッセイ集。白水uブックスを手にする機会はほとんどなかった。なかなか洗練されたいいブックデザイン、田中一光氏によるものと知って頷けた。本書には何人もの作家が書いたこのホテルの魅力が紹介されている。三島由紀夫**東京の眞…

雑誌も美しくなくては・・・

●「INAX REPORT」と「TOTO 通信」は共に住宅設備機器メーカーの広報誌(季刊誌)です。両誌が優れているのはグラフィックデザイン、誌面がとにかく美しい。内容も充実しています。「INAX REPORT」の167号(2006年7月発行)…

「建築家という生き方」

● 昨晩は横着をして、タイトルも考えずにアップしてしまいました。『建築家という生き方 27人が語る仕事とこだわり』日経PB社 建築雑誌「日経アーキテクチュア」創刊25周年を記念して2001年に発行された本です。表紙に建築家の似顔絵が採用されて…

● 今回は無理やりBモードに替えました。上の2冊が現在読んでいる本、下の2冊がこれから読もうと思っている本です。 『建築家という生き方』は6年前に一度読んだ本です。友人からのメールに4冊の本がとり上げられていましたが、そのうちの1冊がこの本で…

ミースをガウディで覆う

● 以前「せんだいメディアテーク」について、ミースの均質で幾何学的な箱の建築をガウディの有機的な形態の建築が貫いている、と書きました。そう、チューブと呼ばれている鋼管トラス柱をサグラダ・ファミリアの塔に見立ててのことでした。 ミースにガウディ…

偶然の一致

●『藤森照信の美術館三昧』TOTO出版 日本は美術館列島だと藤森さんは指摘している。確かに美術館の数は多いと思う。この本は全国に点在する多くの美術館のうち27館の探訪記をまとめたもの。以前書店で立ち読みをしたことがあったが、手元にはない。 こ…

縦横比

● 住宅展示場にて今回は「ゆるやかな秩序の美学」ということで各国の国旗をとり上げようと思っていた。 多様なデザインではあるが、みんな長方形でしかも縦横比が統一されている、ゆるやかに秩序づけられている。 確かに地図帳に掲載されている世界の国旗を…

今週の本

『「場所」の復権 』平良敬一/建築資料研究社『 デザインにひそむ <美しさ> の法則 』木全 賢/ソフトバンク新書このところ多忙な日が続いた。「隙間時間」読書でざっと読了したのがこの2冊。 ● 丸の内オアゾの丸善で買い求めた。表紙に載っているそうそうた…

ディタッチメント

「ディタッチメント」(detachment) 先日とり上げた『「脳」整理法』茂木健一郎/ちくま新書に紹介されているが、耳慣れないことばだ。単語を分解すると意味が見えてくる。 de tach ment くっついた状態を否定しているのだから「離れた状態」を意味するのだ…