
■ 『途中下車の味』宮脇俊三/新潮文庫の再読スタート。鉄道マニアの宮脇さんの鉄道旅行記はよく読んだ。黄色いレトララインは40代に読んだ本に貼ってある。
編集者とともに山陰本線で旅をする「一円電車と松葉ガニ」に次の件が出てくる。
** 道が右に急カーブすると、山間(やまあい)にわずかな平地が広がり、前方に余部鉄橋が全容を現した。火の見櫓のような橋脚が11基、ずらりと並んでいる。**(23頁) 
旧余部鉄橋 ウィキペディアから転載
また火の見櫓が出てきた。なるほど、この姿・形の橋脚なら火の見櫓に例えるのもうなずける。明治45年開通のこの鉄橋は残念ながら今は無い。一部保存されてはいるが・・・。
兵庫県のHPより
北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」には松本市内は縄手にあった火の見櫓が出てくるし、島崎藤村の「夜明け前」にも出てくる。宇江佐真理の髪結い伊三次シリーズにも火の見櫓で犯人を説得するシーンがあった。
前にも書いたが、あることに興味を持つとそのことに関することが頻出するようになる。これは不思議。