透明タペストリー2 

本や火の見櫓、建築などさまざまなものを素材に織り上げるタペストリー

571 大町市八坂の火の見櫓


571

 撮影日150920

 扇沢から引き返して八坂の明日香荘に向かう途中、脇道を入った集落内でこの火の見櫓に遭遇。

簡易な火の見櫓。3角形の櫓の1構面が梯子になっていて、残りの2構面にブレースを3段設置している。1番上の段だけ、輪っか(リング式ターンバックル)付き丸鋼ブレースで下2段は平鋼ブレース。上段が平鋼ブレースで下段が輪っか付き丸鋼ブレースというタイプはときどき見かけるが、このように逆のタイプはおそらく初めて。

このようなタイプだと建て方の際に生じる櫓の歪みの修正がうまくできるのかどうか・・・。もっとも総高7m程度の低い櫓だから、修正を要するほど歪まないのかもしれない。とすれば、リング式ターンバックルは単なる飾りに過ぎないのだろう。

近所の人たちが火の見櫓の立つ集会所の庭の草刈りをしていた。





半鐘の上に小さな切妻屋根が架かるのみ。モーターサイレンも取り付けてある。草刈りをしている人に今もこの半鐘を叩いているのか、訊けばよかった・・・。



消防信号板が脚元と見張り台に取り付けてある。見張り台の消防信号板が外側を向いている。これでは半鐘を叩く時に見ることができない。この様子から半鐘は叩いていないように思われる。